一般皮膚科 general-dermatology
一般皮膚科で多く相談をうける疾患
- 湿疹
- かぶれ
- かゆみ
- アトピー性皮膚炎
- じんましん
- 乾燥肌
- にきび
- 水虫(足白癬)
- 虫刺され
- ほくろ
- いぼ
- たこ、うおのめ
- おでき
- 巻き爪(陥入爪)
- やけど
- 帯状疱疹
- 円形脱毛症
- わきが多汗症(保険適用)
他の疾患も対応しておりますので、些細なことでもお気軽にご相談ください。
紫外線治療
ナローバンドUVBとは
アトピー性皮膚炎や尋常性乾癬、しつこい手湿疹など、かゆみのトラブルで悩まれている方向けの治療です。
医療用の紫外線を用いた治療です。小児、妊婦さんにも使えます。

- 光線過敏症のある方
- 皮膚悪性腫瘍の合併・既往のある方
- 高発がんリスクのある患者
アトピー性皮膚炎
デュピクセントとは
デュピクセントとは、保険適用のアトピー性皮膚炎の新薬です。
かゆみや炎症をともなうアトピー性皮膚炎の多くは、「IL-4」と「IL-13」というたんぱく質が原因と考えられています。たんぱく質の働きを抑えることで、かゆみなどの症状を抑えることができます。
※初回の導入は院長診察日にご来院ください。

- 妊娠中、または妊娠している可能性がある方授乳中の方
- 高齢の方
- 喘息等のアレルギー性疾患をお持ちの方
- 15歳未満の方
投与スケジュール・部位
デュピクセント®は投与開始日のみ、2本を皮下注射します。その後は2週間に1回、1本を皮下注射します。
注射に適した部位は以下の3ヵ所です。

- アトピー性皮膚炎の症状が強い部位、けがのある部位、打撲や傷跡のある部位、同じ箇所での注射は避けてください。
- 腹部に注射する場合は、図のように上下左右で4カ所に分けて前回の注射とは別の箇所を選んで注射してください。
- 本剤投与中も保湿外用薬を併用してください。
- ステロイド外用薬やタクロリムス外用薬など抗炎症外用薬は主治医の指示に従って併用してください。
- 経口ステロイドを服用している場合、本剤投与開始後に経口ステロイドを急に中止しないでください。
ミチーガとは
ミチーガ皮下注用60mgシリンジ(有効成分:ネモリズマブ)は、アトピー性皮膚炎の「かゆみ」を誘発するサイトカインであるIL-31をターゲットとした日本初、世界初のヒト化抗ヒトIL-31受容体Aモノクローナル抗体である生物学的製剤です。
※初回の導入は院長診察日にご来院ください。

- 妊娠中、または妊娠している可能性がある方授乳中の方
- 高齢の方
- 喘息等のアレルギー性疾患をお持ちの方
- 13歳未満の方
- 妊娠中、または妊娠している可能性がある方授乳中の方
投与スケジュール・部位
ミチーガは4週間に1回 皮下に注射します。注射はクリニックで行います。
にきび漢方処方
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)とは
皮膚炎など、化膿しやすい人向けの漢方薬です。保険の適用が可能なお薬です。患部がじゅくじゅくしているときに、たまっている水や熱を発散させて、肌を正常にしていく処方です。一般的に膿が出るような皮膚症状を改善するため、湿疹、蕁麻疹、にきび、水虫などに使われます。

- 妊娠中、または妊娠している可能性がある方、授乳中の方
- 胃腸の弱い方、体の虚弱な方(体力の衰えている、体の弱いなど)
- 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある方
尋常性乾癬の治療(保険適用)
オテズラ錠とは
オテズラ錠は、PDE4阻害剤とよばれる新しいタイプの乾癬の飲み薬です。塗り薬で十分な効果が得られない患者さんや、関節症状がある患者さんに使われます。PDE4の働きを抑えることで、免疫バランスを整え、炎症を抑えて、乾癬の症状を改善します。

- 重い腎機能障害がある方
- 妊娠中、または妊娠している可能性がある方、授乳中の方
- 高齢の方
- 感染症(風邪など)にかかっている、過去に再発性感染症(ヘルペスなど)にかかったことがある方
薄毛治療
ザガーロとは
ザガーロは男性型脱毛症治療薬と呼ばれる飲み薬です。
手術や注射などの針をつかって治療するのではないので、どなたでも安心して使用することができます。

- 皮膚を通して体内に吸収されるので女性や小児はカプセルに触らないこと、飲まないこと
- 肝臓に障害がある方
- 前立腺がん等の検査において検査を受けるときはこの薬を飲んでいることを担当医師に伝えてください
帯状疱疹
帯状疱疹は、「水痘・帯状疱疹ウイルス」、つまり水痘(水ぼうそう)のウイルスによって発症する病気です。
子どものころなどに水ぼうそうにかかったことがある人は、ウイルスが体内に潜伏していて、誰でも発症する可能性があります。
体の片側に痛みを感じたあと、痛みのある部位に発疹が現れます。
そのような場合は早めに皮膚科を受診してください。
治療は主に、抗ウイルス薬の内服になります。
また当院では、ワクチンの接種も行っております。
※ワクチンは予約制となっております。事前にお問い合わせください。
シングリックス 22,000円(税込み)
※保険適応外となります

わきが多汗症(保険適用)
エクロックゲルとは
エクロックゲルは、日本で初めて健康保険の適用が認められた、原発性腋窩多汗症用の塗り薬です。
手術や注射などの針をつかって治療するのではないので、どなたでも安心して使用することができます。

- 妊娠中、または妊娠している可能性がある方、授乳中の方
- 薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある方
- 緑内障、前立腺肥大症がある方
ラピフォートワイプ2.5%とは
多汗症治療薬です。1日1回、1包に封入されている不織布1枚を用いて薬液を両腋窩に塗布します。ワイプ剤は国内初で、1回使い切りのワイプ製剤のため、簡便かつ衛生的に使用することが可能です。

塩化アルミニウムによる多汗症の治療
当院では、塩化アルミニウムの外用療法もご提案しております。
塩化アルミニウム溶液は、汗を出す管(汗管)の細胞に作用し、この管を閉塞させることで発汗が減少するといわれています。
ただし、この効果は一過性であるため、効果を持続させるには継続的な治療が必要になります。
当院では、20%塩化アルミニウム溶液スプレータイプでご用意しております。
100㎖ 1,500円(税込み)
